2020/06調査

2020年6月1〜8日に対象6海岸線、11箇所の撮影ならびに解析を行いました。 今回の調査対象ポイントは三井楽濱ノ畔1〜3、三井楽みみらくのしま1〜3、赤島2,3、前島トンボロ、奈留島舅ケ島、久賀島旧五輪です。

各海岸線の漂着ゴミ量概算

対象面積(m2) ゴミ表面積(m2) 産廃ゴミ袋(袋) 計(袋)
みみらくのしま [1] 200 35.3 4.4 18.7
[2] 200 31.6 3.9
[3] 200 84.0 10.4
三井楽濱ノ畔 [1] 200 38.7 4.8 14.7
[2] 200 32.0 4.0
[3] 200 48.1 6.0
岐宿町八朔鼻 [1] 200 67.5 8.4 19.5
[2] 200 54.6 6.8
[3] 200 35.4 4.4
前島トンボロ [1] 200 37.4 4.6 4.6
赤島 [1] 200 13.4 1.7 3.3
[2] 200 3.0 0.4
[3] 200 10.1 1.3
鎧瀬 [1] 200 1.1 0.1 1.0
[2] 200 1.6 0.2
[3] 200 5.5 0.7
高浜 [1] 200 45.2 5.6 13.3
頓泊 [1] 200 22.6 2.8
[2] 200 39.5 4.9
舅ヶ島 [1] 200 22.6 2.8 2.8

各調査ポイントにおける20m×10mの範囲内に占める漂着ゴミ表面積により産廃ゴミ袋量は算出されています。 先月の調査と同様、みみらくのしま、濱ノ畔では草木が生い茂り漂着ゴミが減少したかのような結果が得られましたが、実際に存在する量はほぼ変わっていない可能性が高いです。また、20m×10m内の数値上では大きな変化はみられませんが、前島トンボロ一帯では前回調査時から大きくゴミ漂着量が増加しました。

俯瞰動画

各海岸線の調査ポイント10箇所における高度約8-10mの俯瞰動画

※動画は再生リストになっているので、一つの動画が再生されたら、次の撮影ポイントの動画になります。
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赤島2,3は漂着ゴミ量ならびに草木の増加量が前回調査時とほぼ変わらなかったため、動画データのみとなっております。

周辺動画

各海岸線の調査ポイント11箇所周辺を含む動画

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久賀島旧五輪は新規調査ポイントですが、漂着ごみがほぼ存在しなかったため。周辺動画のみの撮影です。

撮影ポイント画像一覧

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2020/05調査

2020年5月10〜12日に対象3海岸線、9箇所の撮影ならびに解析を行いました。 今回の調査対象ポイントは鎧瀬海岸1〜3、岐宿八朔鼻1〜3、高浜、頓泊1、2です。 本年度の調査は、基本的に3ヶ月に一度の頻度で各調査ポイントを調査予定です。

各海岸線の漂着ゴミ量概算

対象面積(m2) ゴミ表面積(m2) 産廃ゴミ袋(袋) 計(袋)
みみらくのしま [1] 200 21.7 2.7 29.3
[2] 200 56.6 7.0
[3] 200 157.5 19.5
三井楽濱ノ畔 [1] 200 66.5 8.2 22.5
[2] 200 65.7 8.2
[3] 200 49.1 6.1
岐宿町八朔鼻 [1] 200 67.5 8.4 19.5
[2] 200 54.6 6.8
[3] 200 35.4 4.4
前島トンボロ [1] 200 53.5 6.6 6.6
赤島 [1] 200 13.4 1.7 3.3
[2] 200 3.0 0.4
[3] 200 10.1 1.3
鎧瀬 [1] 200 1.1 0.1 1.0
[2] 200 1.6 0.2
[3] 200 5.5 0.7
高浜 [1] 200 45.2 5.6 13.3
頓泊 [1] 200 22.6 2.8
[2] 200 39.5 4.9

各調査ポイントにおける20m×10mの範囲内に占める漂着ゴミ表面積により産廃ゴミ袋量は算出されています。 今回の調査では、岐宿町八朔鼻で漂着ゴミが減少しているように見られますが、実際に存在する量はほぼ変わっていない可能性が高いです。 理由としては2点あります。 1.天候悪化による時化と大潮が何度か発生したことにより、漂着ゴミが波によって寄せ集められ、積層量が増加していました。 2.季節的に植物が成長して生い茂ったため、漂着ごみを一部覆い隠しています。 これらの理由により、今回の調査アプローチでは、漂着ごみが減少したかのような結果となりました。 尚、漂着ごみ集積地には茶色い海藻が大量に打ち上げられており、調査画像内にも見受けられますが自然物であるためマーキング対象から除外しています。

俯瞰動画

各海岸線の調査ポイント9箇所における高度約8-10mの俯瞰動画

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周辺動画

各海岸線の調査ポイント9箇所周辺を含む動画

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撮影ポイント画像一覧

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2020/03 調査

2020年3月2〜4日に対象5海岸線、13箇所の撮影ならびに解析を行いました。 鎧瀬海岸1〜3、赤島1〜3は2020年1月2月と2ヶ月連続で漂着ごみがほぼ存在しなかったため、3月は調査ポイントから除外しております。

各海岸線の漂着ゴミ量概算

対象面積(m2) ゴミ表面積(m2) 産廃ゴミ袋(袋) 計(袋)
みみらくのしま [1] 200 21.7 2.7 29.3
[2] 200 56.6 7.0
[3] 200 157.5 19.5
三井楽濱ノ畔 [1] 200 66.5 8.2 22.5
[2] 200 65.7 8.2
[3] 200 49.1 6.1
岐宿町八朔鼻 [1] 200 77.7 9.6 24.9
[2] 200 77.1 9.6
[3] 200 46.0 5.7
前島トンボロ [1] 200 53.5 6.6 6.6
赤島 [1] 200 13.4 1.7 3.3
[2] 200 3.0 0.4
[3] 200 10.1 1.3
鎧瀬 [1] 200 0.0 0.0 0.0
[2] 200 0.0 0.0
[3] 200 0.0 0.0
高浜 [1] 200 25.0 3.1 9.1
頓泊 [1] 200 27.0 3.3
[2] 200 21.1 2.6

各調査ポイントにおける20m×10mの範囲内に占める漂着ゴミ表面積により産廃ゴミ袋量は算出されています。 2月度調査から3月調査の間に、天候悪化による時化と大潮が重なりましたが意外なことに漂着ゴミ量の大きな変化は見られませんでした。各海岸の湾奥毎に、漂着ごみの許容量が存在する可能性があります。継続調査を行い実態を明らかにしていきます。

俯瞰動画

各海岸線の調査ポイント13箇所における高度約7-8mの俯瞰動画

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周辺動画

各海岸線の調査ポイント13箇所周辺を含む動画

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撮影ポイント画像一覧

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2020/01 調査

2020年1月20〜21日に対象7海岸線、19箇所の撮影ならびに解析を行いました。

各海岸線の漂着ゴミ量概算

対象面積(m2) ゴミ表面積(m2) 産廃ゴミ袋(袋) 計(袋)
みみらくのしま [1] 200 45.7 5.7 32.2
[2] 200 56.6 7.0
[3] 200 157.5 19.5
三井楽濱ノ畔 [1] 200 66.1 8.2 19.6
[2] 200 53.0 6.6
[3] 200 38.7 4.8
岐宿町八朔鼻 [1] 200 93.7 11.6 23.4
[2] 200 52.4 6.5
[3] 200 42.6 5.3
前島トンボロ [1] 200 53.5 6.6 6.6
赤島 [1] 200 13.4 1.7 3.3
[2] 200 3.0 0.4
[3] 200 10.1 1.3
鎧瀬 [1] 200 0.0 0.0 0.0
[2] 200 0.0 0.0
[3] 200 0.0 0.0
高浜 [1] 200 25.0 3.1 9.1
頓泊 [1] 200 27.0 3.3
[2] 200 21.1 2.6

各調査ポイントにおける20m×10mの範囲内に占める漂着ゴミ表面積により産廃ゴミ袋量は算出されています。 特に、福江島北側に位置するみみらくのしま、三井楽東部濱ノ畔、岐宿町八朔鼻は撮影ポイント周辺には、概算量より多くの漂着ごみが存在します。動画を参照ください。

俯瞰動画

各海岸線の撮影ポイント19箇所における高度約10mの俯瞰動画

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※動画リストの中に、それぞれの海岸の動画があるのでそちらを選択していただくことでご覧頂けます。

撮影ポイント画像一覧

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事前調査

本プロジェクトの目的として、“比較的簡易な方法で広大な海岸線に散在する概算ゴミ量を指標化すること”が挙げられます。

背景として、広大な距離に及ぶ海岸線に対し、いつどこにどれだけの漂着ゴミが堆積するのか把握するのが難しい、という課題があります。漂着ゴミ自体はボランティアイベントや回収業務を請け負う法人によって回収されますが、海岸をきれいにするために必要な作業量や機材を事前に把握するのに必要な情報を集める
だけで多くの手間がかかっているのが現状です。

このような背景に対する具体的な方策として、過去に多くの漂着ゴミが流れ着いた海岸線や観光資源として守りたい海岸線の中でも、漂着ゴミが溜まりやすい湾奥に対し、一定以上の解像度カメラを搭載したドローンを飛行させ上空から撮影します。撮影した画像から10m×20mの範囲内に存在する漂着ゴミの表面積を算出し、産業廃棄物ゴミ袋何袋相当存在するのかを把握することにより、各調査ポイント毎の漂着ゴミ量の指標とします。そして、10m×20mの調査ポイントの周囲にも漂着ゴミが散在するケースが多々みられるため、俯瞰動画を合わせて撮影し、周囲の状況を記録します。また、定期的に調査を行うことで、漂着ゴミの増減、季節による溜まりやすさ等を把握します。

まず調査を始めるにあたり、堆積する漂着ゴミの量を各調査ポイント毎に指標化するため、五島市で漂着ゴミ回収時に使用されている産業廃棄物用ゴミ袋1袋に入るゴミ容量の表面積を調査しました。



試験的に、一度回収してまとめられた五島市産業廃棄物ゴミ袋を広げ、一袋あたりの表面積を3パターン概算しました。

雑多な漂着ゴミが入った産業ゴミ袋一袋当たり表面積:8.06㎡
雑多な漂着ゴミが入った産業ゴミ袋一袋当たり表面積(ゴミ積層量大version):5.40㎡
発泡スチロールだけが入った産業ゴミ袋一袋当たり表面積:3.51㎡





今回の調査では、あくまで高価な機材を使用せずに概算量の把握が目的であるため、ゴミの積層量の計測はしておりません。
3パターンの表面積を比較するとわかる通り、ゴミの種別によって大きく表面積、言い換えれば体積が異なります。

基本的に毎月の調査の指標とする産廃ゴミ袋1袋あたりの表面積は、雑多な漂着ゴミが入った産業ゴミ袋一袋当たり表面積である8.06㎡を採用します。

ただし、どうしても流れ着く漂着ゴミの種類は雑多であり、誤差が発生する要素は数多くあります。そのため、漂着ゴミのボランティアイベントや回収業務の前後に調査を行い、より近しい概算量を算出できるよう試行錯誤していきます。